GlassFish v2 上への Rails アプリケーションの配備と実行

Glassfish v2 は、こちら(原文)からインストールできます。

それでは、 GlassFish がインストールされたディレクトリ $GLASSGISH_ROOT を参照してみましょう。GlassFish クイックスタートガイドは、こちら (原文) で見つけられます。

Glassfish (原文)アップデートセンターから、 JRuby モジュールをインストールしてください。

updatetool を実行し、 JRuby を Glassfish モジュール上にインストールして下さい。

$GLASSFISH-ROOT/updatecenter/bin/updatetool

Cannot resolve external resource into attachment.

上のスクリーンショットに見られるとおり、 Glassfish v2 JRuby モジュールのバーションは、現在 3.0 です。ライセンス契約を受諾し、このモジュールをインストールします。このモジュールのインストール成功後、 GlassFish ルートディレクトリ配下に、新たに作成された jruby と言うディレクトリが、見つけられます。GlassFish 3.0 モジュールへの JRuby インストール完了後のディレクトリ構成は、以下のスクリーンショットのとおりです。

http://wiki.glassfish.java.net/attach/DeployAndRunRailsApplicationOnGlassfishV2Ja/jruby2.jpg?version=1

既に以前のバージョンである、 2.0 モジュールをインストール済みの場合、アップデートツールは更新可能であることを知らせてきます。この場合は、 "Available Updates" の章へ行き、そして JRuby on GlassFish 3.0 module を選択してインストールします。

JRuby on GlassFish 3.0 module の構成

この JRuby アップデートセンターモジュールは、主として以下の要素から構成されています。

  • JRuby 1.1.1
  • gems
    • actionmailer (2.0.2)
    • actionpack (2.0.2)
    • activerecord (2.0.2)
    • activerecord-jdbc-adapter (0.8)
    • activerecord-jdbcmysql-adapter (0.8)
    • activeresource (2.0.2)
    • activesupport (2.0.2)
    • jdbc-mysql (5.0.4)
    • rails (2.0.2)
    • rake (0.8.1)
    • rspec (1.1.3)
    • sources (0.0.1)
    • warbler (0.9.5)

Rails アプリケーションの配備

このモジュールは、 Warbler と Ant スクリプト 'build.xml' も又、付属されています。ここからは、
Warbler 又は、 build.xml を利用した、アプリケーションの GlassFish への配備方法について
の解説になります。

  • Warbler

配備可能な war ファイルを作成するには、 Rails アプリケーションの内部で、 jruby -S warble を
使用してください。この WAR ファイルは、必要とされている、 JRuby と goldspike の jar ファイル、
及び、必要とされている gem ファイルも包含しています。

  • 'build.xml' Ant スクリプトの利用 (shared モード)

JRuby, rails と goldspike のライブラリー類は、実行時に、 Glassfish
アプリケーションサーバークラスパスから、正確に認識されて動作する
必要があります。

ant -f $GLASSFISH_ROOT/jruby/build.xml setup-shared-env

サンプルアプリケーション

このモジュールは、2つのサンプルアプリケーションによって構成されています。 -

  1. HelloWorldRailsApp - 簡単な hello world アプリケーション
  2. cookbook - O'Reilly OnLamp から提供された説明書によって作成されたサンプル

サンプルアプリケーションの実行方法

Standalone モード

  • HelloWorldRailsApp サンプルディレクトリへ移動し、次のコマンドを発行します。 :
jruby -S warble
asadmin deploy HelloWorldRailsApp.war
  • ブラウザにて次の URL にアクセスします。 :

http://localhost:8080/HelloWorldRailsApp <br>
http://localhost:8080/HelloWorldRailsApp/say/hello

日本語翻訳: jack_spalaw

英文 (翻訳したバージョン: 5)



jruby1.jpg (image/pjpeg)
jruby2.jpg (image/pjpeg)