Log4J を GlassFish で使うにはどう設定すればよいですか? デフォルトでは、GlassFish は Log4J をサポートしていないので、Log4J に関する 説明は結果的に何も無いかもしれません。これを動かすには、 Log4J のプロパティもしくは XML 構成ファイルとともに、Log4J アーカイブが GlassFish から使えるようにする必要があります。この設定手順は、GlassFish のデフォルトローディングに依存しないようデザインされています。 Log4J のインストール
- <Glassfish Home>/lib ディレクトリの中に logging という新しいディレクトリを作成します。
- log4j.jar を、作成した logging ディレクトリに置きます。
- Log4J configuration ファイルを同様に logging ディレクトリに置きます。
- Glassfish を起動し、管理ウェブユーザーインターフェースをブラウザで開きます (例: _*http://localhost:4848*_)
- アプリケーションサーバー をクリックし、次に JVM 設定 タブをクリックし、さらに パス設定 タブをクリックします。
- システムクラスパス の最初の行に、Log4J アーカイブの完全パス名を入力し、リターンキーを押して次の行にいき、Log4J 設定ファイルがあるディレクトリの完全パス名を入力します。
- 保存 ボタンをクリックします。
- Glassfish ドメインを再起動します。
- Log4J が利用可能かチェックします。
注意と調整 システムクラスパスに完全パス名を入れているので、 Log4J アーカイブと Log4J 設定ファイルはどこでも好きなところに置けます。次の点を考慮しても良いでしょう:
- Glassfish の相対インストール場所として*$
Unknown macro: {as.install*}
を使うことで、インストールディレクトリをリロケータブルにできます。
- 複数インストールしている場合は、Log4J 設定をドメインの中 のディレクトリにすることで、各ドメイン毎に調整できるようになります。
- Glassfish のプロパティを使うことで、少なくとも出力ファイルを使っている場合、その場所を各ドメインの中にすることもできます。
- Log4J のコンソール出力は失われる可能性があるので、ファイルかそのほかの appender タイプにしてください。
ぜひ挑戦してみてください - Andreas Schaefer
日本語翻訳: shioda 英文 (翻訳したバージョン: 2)
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