Log4J を GlassFish で使うにはどう設定すればよいですか?

デフォルトでは、GlassFish は Log4J をサポートしていないので、Log4J に関する
説明は結果的に何も無いかもしれません。これを動かすには、
Log4J のプロパティもしくは XML 構成ファイルとともに、Log4J アーカイブが GlassFish から使えるようにする必要があります。この設定手順は、GlassFish
のデフォルトローディングに依存しないようデザインされています。

Log4J のインストール

  1. <Glassfish Home>/lib ディレクトリの中に logging という新しいディレクトリを作成します。
  2. log4j.jar を、作成した logging ディレクトリに置きます。
  3. Log4J configuration ファイルを同様に logging ディレクトリに置きます。
  4. Glassfish を起動し、管理ウェブユーザーインターフェースをブラウザで開きます (例: _*http://localhost:4848*_)
  5. アプリケーションサーバー をクリックし、次に JVM 設定 タブをクリックし、さらに パス設定 タブをクリックします。
  6. システムクラスパス の最初の行に、Log4J アーカイブの完全パス名を入力し、リターンキーを押して次の行にいき、Log4J 設定ファイルがあるディレクトリの完全パス名を入力します。
  7. 保存 ボタンをクリックします。
  8. Glassfish ドメインを再起動します。
  9. Log4J が利用可能かチェックします。

注意と調整

システムクラスパスに完全パス名を入れているので、 Log4J アーカイブと Log4J 設定ファイルはどこでも好きなところに置けます。次の点を考慮しても良いでしょう:

  1. Glassfish の相対インストール場所として*$
    Unknown macro: {as.install*}

    を使うことで、インストールディレクトリをリロケータブルにできます。

  2. 複数インストールしている場合は、Log4J 設定をドメインの中 のディレクトリにすることで、各ドメイン毎に調整できるようになります。
  3. Glassfish のプロパティを使うことで、少なくとも出力ファイルを使っている場合、その場所を各ドメインの中にすることもできます。
  4. Log4J のコンソール出力は失われる可能性があるので、ファイルかそのほかの appender タイプにしてください。

ぜひ挑戦してみてください - Andreas Schaefer


日本語翻訳: shioda

英文 (翻訳したバージョン: 2)