移行アプリケーションを配備可能ユニットにビルドする

マイグレーションレポートを読んだら、必要な修正を加え、GlassFish サーバを_<input-specific>_{{ConfigOut.txt}}ファイルにある指示に従い設定することで、移行されたソースファイルから、配備可能ユニット (JAR, WAR, もしくは EAR ファイル) をビルドすることが可能です。マイグレーションツールは移行プロセス中、自動でビルドプロセスを自動化するビルドスクリプトを生成します。
Solaris では、移行済みソースコードが配置される出力ディレクトリを /migrated_output と仮定すれば、以下の手順を実施することで配備可能ユニットをビルドできます:

  • /migrated_output ディレクトリに移動します。
  • CLASSPATH 環境変数を、アプリケーションコードがコンパイルするために必要な全ての JAR ファイルもしくはクラスを含むように設定します。注: これは移行済みソースコードをコンパイルする際に、頻繁に問題点となる箇所です。
  • ビルドスクリプト build_xxx.sh (xxx はあなたがビルドするもの (JAR, WAR, もしくは EAR) に置き換える) を実行します。例えば、
% _sh build_ear.sh_

これにより、自動化されたアプリケーションのビルドプロセスが開始し、migrated_output/asmtbuild ディレクトリに配備可能ユニットが作成されます。
Windows では、c:\migrated_output が移行済みソースコードが置かれている出力ディレクトリであると仮定すると、下記手順で配備可能ユニットをビルドします。

  • C:\migrated_output ディレクトリに移動します。
  • アプリケーションコードがコンパイルするのに必要な全ての JAR ファイルもしくはクラスを含むように、CLASSPATH 環境変数を設定します。注 - これは移行済みソースコードをコンパイルする際に、頻繁に問題点となる箇所なので重要です。
  • JAR と WAR ファイルの配備記述子が同じディレクトリにある場合、カレントディレクトリ、もしくはピリオッド (".") は CLASSPATH 中にあるべきではありません。これにより、不要なクラスファイルが WAR ファイルにパッケージされてしまうことを防げます。
  • 生成されたビルドスクリプト、build_xxx (xxx はあなたがビルドするもの (JAR, WAR, もしくは EAR) に置き換える) を実行します。例えば、
    PROMPT> build_ear

これにより、自動化されたアプリケーションのビルドプロセスが開始し、migrated_output/asmtbuild ディレクトリに配備可能ユニットが作成されます。


日本語翻訳: ogino

英文 (翻訳したバージョン: 5)