サーバアプリケーションにアクセスできない

特定のアプリケーションが GlassFish を通じてアクセスできない場合、下記のような点を確認します:

  • GlassFish は起動しているか?
  • アプリケーションの配備は成功しているか?
  • プロンプトされないオプションを使っているのに、ユーザ名もしくはパスワードが不正
  • 管理者ユーザ名もしくはパスワードが不明

GlassFish は起動しているか?

  • 説明
    \GlassFish が起動していないと、アプリケーションにアクセスできません。
  • 解決策
    \サーバが起動しているかを確認するには、サーバは起動したか?にある情報をみて下さい。サーバアプリケーションがアクセスされる以前にサーバが起動している必要があります。

アプリケーションの配備は成功しているか?

  • 説明
    \アプリケーションはアクセスされる前に、配備されている必要があります。
  • 解決策\\\\\サーバのログファイルを確認下さい:\
    install_dir/domains/domain1/server.log

プロンプトされないオプションを使っているのに、ユーザ名もしくはパスワードが不正

不正なユーザ名もしくはパスワード、のエラーがおきているが、プロンプトされないオプションを選択してインストールしているので、パスワードは自動で提供されるはずだ。

  • 説明
    \正しいパスワードが、インストール時に指定されないかった、もしくはドメインが起動される際渡されなかった。
  • 解決策
    .asadminprefs ファイルの中のパスワードを確認して下さい。UNIX/Linux システムでは、サーバをインストールしたユーザのホームディレクトリにあります。Windows では C:\Documents and Settingsユーザ名 になります。ファイルの内容はこの様なものです:\
    AS_ADMIN_USER=admin
    AS_ADMIN_PASSWORD=administrator

管理者ユーザ名もしくはパスワードが不明

管理者ユーザ名を忘れてしまった場合、上の説明にあるように .adminprefs ファイルを検査したり、もしくは install_dir/domains/domain1/config/keyfile (domain1 はデフォルトドメイン) を検査することで、見つけることができます。違うドメインの場合は、パス内のドメイン名を入れ替えて下さい。

管理者パスワードを忘れてしまった場合には、新規のユーザ名、パスワードの組みを作成する必要があります。既存のユーザ名、パスワードを削除、新規に作成した後、サーバを再起動して下さい。(パスワードは keyfile に暗号化されているため、読むことはできません。)

    • ユーザ名とパスワードを完全に削除するには*
      \
  1. もし動いている場合、GlassFish を停止します。
    \
  2. WEB-INF ディレクトリに移動します。例えば:\\\\\~UWC_TOKEN_START~1278691906978~UWC_TOKEN_END
    \
  3. web.xml ファイル内の
    <security-constraint\>
    要素を全てコメントアウトします。\\\\\この要素は、後で再度使うので、削除しないで下さい。これにより、コマンドライン操作におけるセキュリティを無効にします。
    *注:* コマンドはそれでも -username (もしくは -u) と -password (もしくは -w) を要求します。しかしサーバ側は何らセキュリティ強いないため、これらはダミーの値で構いません。
    \
  4. GlassFish を起動します。
    \この時点で、GlassFish はコマンドラインのセキュリティをもちません。
    \
  5. 次のコマンドを実行します:\\\\\~UWC_TOKEN_START~1278691906980~UWC_TOKEN_END\\\\\このコマンドは次の新しいエントリを作成します:\\\\\~UWC_TOKEN_START~1278691906981~UWC_TOKEN_END
    \
  6. web.xml ファイルの
    <security-constraint\>
    要素のコメントを外します。
    \
  7. GlassFish を再起動し、新しいユーザ名、パスワードを有効化します。
    *注:* GlassFish が起動したら、どのリモートコマンドライン操作も new_user_idnew_secret をユーザ名とパスワードとして必要とします。

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日本語翻訳: ogino

英文 (翻訳したバージョン: 104)