RMI-IIOP スタブはリモート EJB にアクセスするために必要ですか？

いいえ。以前のアプリケーションサーバーのリリースと異なり、現在のバージョンでは静的な RMI-IIOP スタブは実行時に必要ありません。

この制約を無くしたことによって、次のような利点があります:

• リモート EJB やリモート EJB のクライアントを含むアプリケーションの配備や再配備にかかる時間が早くなります。

• スタブの CLASSPATH 設定に絡む問題が引き起こす実行時エラーが少なくなります。

さらに、RMI-IIOP の相互運用性を損なうことなく、かつ実行時のパフォーマンスに重大な影響を与えることなくこれらの利点を達成しています。

RMI-IIOP スタブが必要な唯一のシナリオとしては、CosNaming ネーミングサービス用に InitialContext を明示的にインスタンス化しているスタンドアロンクライアントがあります。この方法は、アプリケーションサーバーからネーミングサービスを使うやり方としては推奨できません。しかし、この種のスタンドアロンクライアントとの互換性を保つため、前のリリースと合致する方法で RMI-IIOP スタブを強制的に生成する配備時のオプションがあります。これを使うには、asadmin もしくは管理コンソールから配備するときに --generatermistubs=true を設定します。RMI-IIOP スタブは、前のリリースがそうであったように、client.jar ファイルの中に置かれます。

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日本語翻訳: shioda

英文 (翻訳したバージョン: 13)