GlassFish v2 は Sun GlassFish Enterprise Server v2 とどこが違うのですか?

GlassFish v2 は エンタープライズ向けに使える Java EE 5 アプリケーション
サーバーで GlassFish Community から配布されています。
成熟したコードベースは、Sun が Sun Java System Application Server 8.x をコミュニティに寄贈して
くれた結果です。ということで、コミュニティは、現在こちらに決められている
ガバナンスメンバーとともに Sun がリードしています。
Oracle と Ericsson も主要な貢献者で、
Toplink Essentials

SIP Servlet
の技術をそれぞれ寄贈しています。

Sun GlassFish Enterprise Server v2 は、GlassFish v2 の Sun
商用版になります。

次の表は、それぞれのバンドルで提供される機能一覧です:

  GlassFish v2 (1) bundle Sun GlassFish Enterprise Server v2 (1) bundle Sun GlassFish Enterprise Server v2 w/HADB (1) bundle
Java EE 5 互換 X X X
使いやすさ/強力なクラスタ X X X
先進の管理機能 X X X
クラス最高のパフォーマンス (link ) (link ) X X X
プロフェッショナルなドキュメント X X X
Jar インストーラ (2) X    
グラフィカルインストーラ (7) (file & package) ^(8)6 X X
サポートと保障   X X
HADB (3) (4) 5 9's の可用性 (6) (6) X
Mozilla NSS 証明書ストア     X
Data Direct JDBC ドライバ (5)     X

(1) これらすべてのバンドルは、無償で本番環境用にダウンロードし配備できます。<BR><BR>
(2) サードパーティのグラフィカルインストーラ。Sun は現在 GlassFish v3 でオープンソースインストーラをサポートする予定です。<BR><BR>
<SUP>(3)</SUP> HADB の本番環境での使用は無償です。HADB はファイブナインの可用性を可能にしますが、追加の設定や構成や管理が必要です。サポートは、HADB サブスクリプションがあり、Sun GlassFish Enterprise Server サブスクリプションと共に使う必要があります。<BR><BR>
<SUP>(4)</SUP> HADB は High Availability Database. HADB はファイブナインの可用性を提供する、ユーザーセッションの分散永続ストアです。HADB はオープンソースではありませんが、本番環境での使用は無償です。サンとしては、おそらく 95% 以上の配備形態は、よりつかいやすく強力なインメモリセッションレプリケーションを使うだろうと考えています。HADB を使って運用している既存の顧客に対しては、サンは引き続きサポートを提供していきます。もしコミュニティが HADB にとても興味があるのであれば、HADB をオープンソース化しないという決定を再考することもできます。<BR><BR>
<SUP>(5)</SUP> バンドルされている Data Direct JDBC ドライバーは GlassFish Enterprise Server (サブスクリプション あるいは非サブスクリプション)で無償で使えます。Data Direct JDBC ドライバーは GlassFish Enterprise Server with HADB バンドルにのみ入っているので、このバンドルをダウンロードする必要があります。
Data Direct ドライバーはリリースノートに記述されています。GlassFish Enterprise Server のサブスクリプションを購入すれば、ドライバーの製品サポートを受けられます。<BR><BR>
<SUP>(6)</SUP> HADB は GlassFish Enterprise Server w/HADB バンドルでのみ提供されています。他のバンドルで HADB を使うことはできますが、 HADB のインストールには "w/HADB" バンドルが必要です。使用例: ユーザーが GlassFish あるいは GlassFish Enterprise Server バンドルを評価用にダウンロードします。ユーザーが次に HADB を試そうとしますが、既にインストールしたものを利用したいとします。この場合、ユーザーは "w/HADB" バンドルをダウンロードして、HADB をインストールすることになります。
<SUP>(7)</SUP> GlassFish v3 と次の GlassFish Enterprise Server のメジャーリリースは共通の
オープンソースインストーラを使う予定です。
<SUP>(8)</SUP> Julien Ponge のおかげで、GlassFish v2 UR1 向けの lzPack グラフィカルインストーラ を使えます。


日本語翻訳: shioda

英文 (翻訳したバージョン: 16)