移行するアプリケーションの準備アプリケーション全体を移行する場合には、以下の手順を実行して下さい。 マイグレーション・ツールは、以下のいずれかを入力元として受け付けます:
必要な設定入力元としてアーカイブを指定した場合、マイグレーション・ツールは配備記述子および存在する場合はソースファイルの移行を行ないます。一般にアーカイブ内にソースファイルが格納されることはあまりないため、ほとんどの場合は DD ファイルのみの移行が行なわれ、もとのままのクラスファイルが出力先のディレクトリにそのままコピーされます。この方法で作業する場合、アプリケーション・アーカイブに対して特別な準備を行なう必要はありません。 ソースディレクトリを入力元に指定する場合、アプリケーションは Java EE 仕様に規定されている Java EE アプリケーションのディレクトリ構造に従って構築されている必要があります。正しい構造になっていない場合は、以下の手順に従ってアプリケーションの準備を行なってください: 手順1)新しいディレクトリを作成し、 jar -xvf コマンドで EAR ファイル、およびアプリケーションに含まれる全ての JAR ファイルや WAR ファイルを展開します。これにより、マイグレーション・ツールがサーバ固有の DD ファイルにアクセスできるようになります。 手順2)手順 1 で作成したディレクトリ内に、クラスファイルに対応するソースファイルを手動でコピーしてください。 この際、関連するクラスファイルに対応する全ての Java ファイルが、同じディレクトリ内に配置されるようにします。 クラスファイルとソースファイルの双方が存在する場合、マイグレーション・ツールはソースファイルのみの移行を行ないます。アプリケーションを含むディレクトリを、マイグレーション・ツールの入力元として指定してください。アプリケーションを含むディレクトリとは、手順 1 で作成したディレクトリの事です。 その他の設定(任意) |